清掃全般


 
硬化コーティング

 キッチン流しの天板・浴槽・戸棚扉・アルミサッシの硬化コーティング(素材を保護し美観を長期間保つモノです)。
(上記のようなキッチン流しの天板などはペンキ等の塗装は出来ませんが、コーティングならば光沢を長期間維持する事が出来ます。

 コーティングは塗装などとは硬度が全く違うものが多く、硬度の高いモノが大半で、1回塗ると半日から丸一日しないと固まらないモノを何回も重ねて塗布して光沢などを出す場合が多いです。)
 また、コーティングには汚れを付き難くするだけの簡単に塗布できるクリームのようなモノもあります。


ワックス
 ワックス掛けの常識を少々。

 ワックスは塗ったらいつか必ず剥がさなければなりません。
特に重ね塗りしていく場合は必ずいつか剥がさなければなりません。

 何故なら、一度ワックスを塗った後に期間を置いて塗る場合に洗浄して塗ったとしても必ず僅かでも汚れは残りますので重ね塗りしていくと段々と黒ずんできます。
また、1枚2枚では良く分からないかも知れませんがワックス自体にも僅かな色があり完全な透明ではありませんし、ワックスは時間が経って行くと少しずつ変色して行きます。
 
 ですから上から何回も期間を置いて重ね塗りして行くと段々黒ずんで行きます。
特に摩耗が少なく汚れが溜まり易い端ほど黒ずんで来ます。
 
 更に最初の頃に塗ったワックスが古くなって来ますと床との密着力が落ちてきて剥離するようになります。
 施工の仕方や床材や直射日光の当たり具合にも因りますが通常は3〜6年で剥離剤で剥がして塗り直します。
 特に洗剤洗浄の後にリンスや拭き上げが甘いと洗剤分が残り剥がれて来ます。
長くても10数年位したら浮いてきてその部分が白くなり見栄えが悪くなり、剥がれ落ちたりして来ます。
 
 ですから機械で剥がせない所・剥がし難い所には塗ってはいけないと言う事になっています。
具体的に言いますと壁や幅木の際2p前後は塗らないのが常識です。
 また、人が歩かない端は光沢を出す為に1回だけしか塗らない様にして、摩耗する人が歩いたりする所に重ね塗りします。
 
 特にビルなどの土足で歩く廊下などの中央は3〜5枚位塗る場合もあります。
 


     



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